先月から志望校の過去問10年分に取り組み、第二、第三希望の学校の過去問もやり始めている。
過去問を見ると、教室で出題される問題よりも難易度が低いことが分かる。
教室では難しめな問題に取り組ませておいて、実施の入試では「あれ?なんか簡単だな」と思わせる作戦だろうか?
マラソンの高地トレーニングか?
娘の理解度は平均よりも低いため、教室で勉強しているときに理解が追い付かない問題が多くなっている。
仕上げ時期に入ってまでなぜレベルを上げて行くのだろうか?
先週は
「この問題は難易度が高いので全部理解できなくても大丈夫です」
と教室の先生が言っていた。
それなら、最初から出題しないでほしいのだが。
「今は基本の問題を間違えずに正解できるようにしていきましょう」
と言っていたのに・・・このズレはなに?
モヤモヤしてしまった。
優先順位を決めないと残された期間で全部はできない。
難しすぎる問題は全員の正解率が低いので、そこはもう諦めて基礎を完璧にするよう方向転換。
考査直前には難しい問題に取り組ませるよりも、基本的な問題を間違えないように精度を高めていく。
そのため、各学校の過去問レベルがちょうどいい難易度に設定されているなと改めて思った。
長女は高難度の問題でも、分かるまで自分で理解しようとしていた。次女にはその要素はない。分からないと放り投げてしまう。
なんでも1位を目指す長女、平均点を目指す(しかない)次女。
モチベーションが低下しない程度の難易度調整が必要である。
先月やった歯車の問題を娘にやらせたところ、また基礎的なところがわかっていなかったので、再度基本から一緒に歯車を使って取り組んだ。

忘れるのが早いのはパパ似である。
歯車が2つならわかるのだが、間に1個入ることによって、一気にややこしさが増す。
そのため、どっちに回したらどう回るのかというのが腑に落ちていないようで、最終的には放り投げてしまった。
「もうやだー 泣」
観覧車
回転図形
歯車
など頭の中で回す種類の問題が苦手である。
図形を回転させることで、実生活になんか意味あるのか?
ガリガリ君を回したらもっとおいしくなるのか?
こんにゃろー
この時期はストレス過多で思考がネガティブな方向にいきがちだ。娘には気づかれないように、イラっとした時でもひきつり笑顔をしている。
子どもは親の気持ちには気づいているので、
「パパ、ため息がでてるよ」
と言われてしまった。気を付けなければ。
試験まで残り23日だよ娘さん。
もうちょっとだけ頑張ろう。
終わったら、好きなことをたくさんしようじゃないか。