神奈川校にて親子3人での面接があった。
この学校は、子どもへの質問が他校よりも多かった。
父、母には2問づつで、娘には5問質問があった。
そのうちの1つが
「朝ごはんは何を食べましたか?」
だった。
しまった・・・
娘の朝ごはんには、お味噌汁、卵焼き、おにぎり、ぶどうゼリー、スライスしたバナナ
を用意した。
これなら娘は「おにぎりです」とか「卵です」と答えるだろうなと想定していた。
しかし、この日娘はバナナしか食べなかったのである。
子どもは時に自分の中で答えを作りだすことがある。
「好きな本はなんですか?」
という質問に
「キリンが飛んでくる本です」
という謎の回答をしたことも。
何それ?
キリン飛ばないし、そんな内容の本はうちにはない。
そうゆうことをたまに言うので、今回も娘の特異な発想力が発揮され
「朝ごはんはハッピーセットです!」なんて言わないかとハラハラしていた。
そして娘はハッピーセットとは言わず
「チョコバナナです🍌」
と言った。
確かに、おにぎりの隣にはスライスしたバナナを置いたよ。パパは。
でもあなたは、自分で冷蔵庫からチョコソースを取り出し、チョコバナナにしていた。
ということで確かにチョコバナナを食べていたのである。
しかしこの答えはいいのか?
正解なのか?
「この家庭は、朝ごはんにデザートを出すのだな」
と面接官にメモされないか心配だった。
面接の前に「今朝はおにぎりを食べました」「鮭のおにぎりを食べました」
と念仏のように娘に聞かせないと、まさかの答えをするので気が抜けない。
すり込みが必要だ。
次に
「食事中はお父様とどんな話をしますか?」
という質問が!
「あちゃー、これは対策してなかったー」
さあ、娘よどう答える?
「保育園の出来事やお父さんのお仕事の話をします」
と言ってみたらどうだい?
後方から引きつり笑顔をキープしたまま念を送るパパ。

しかし念力が通じることはなく、しばらく沈黙したのちに
「パパはジョークを言います」
側頭葉の引き出しを開けて、それをひねりだしたのか。
なぜそれを選択したのか。パパは落語家か。
その回答を聞いて、面接官はちょっと笑っていたので、悪くないってことにしておこう。
大人と違い、子どもは自分が一番印象に残っていることを伝えるので、お受験直前期には、大人は言動に気を付けなければならないと猛省している。
面接は何回やっても毎回手ごたえがないので、もう何が正解なのかわからん。
考査まで残り0日となった。