小1娘が号泣で参加したマレーシア英語サマープログラム体験記。子連れはコンドミニアム滞在がコスパ最強

 

今年の夏休みは、子どもの英語教育のために、マレーシアで3週間のサマープログラムに参加した。

何に参加して、その時どう思ったのかすぐ忘れてしまうので、その感想をここに記しておきます。

誰の参考になるのかならないのか、自分のためということで…💦

マレーシアを選んだ理由

まず、最初になぜマレーシアを選んだのか?

主な理由は自分が好きな国であること。

今までに仕事で3回滞在したことがあり、英語が通じ、食と治安に不安を感じていなかった。
そして物価が比較的安い。

物価が低すぎると治安が良くないイメージがあるが、過去の経験からマレーシアはぼったくりや騙そうとする人が本当に少ない。

韓国やフィリピンで、しつこい客引きや騙そうとする人に遭遇しているので、そう感じてしまう。

内向的な性格のためできるだけほっといておいてほしいのである。そう、マレーシアでは人が話しかけてこないのが心地よいのである。

マレーシア渡航の目的は子どもたちの英語教育と、日本とは異なる環境を体験してもらうことである。

カナダが第一候補であったが、小学1年生の次女は初めての長距離フライトとなる。フライト時間が9時間超えのカナダは遠すぎると判断し、アジアにすることにした。

第二候補はシンガポール。滞在費、サマープログラムの費用を調べてみると、物価が高いシンガポールではトータルの旅費(ホテル、飛行機、スクール)が3週間で100万円超えの見積もりになった。(親1名、子2名)

マレーシアは70万円なので、30万円の差がある。

そして、シンガポールと全く同じプログラムをマレーシアにある学校でも受講できることがわかった。しかも、シンガポールよりも安い料金で。

ということでマレーシアに決定した。

今回、我が家が参加したスクールは2つ。

クアラルンプールのNewton Show

ペナン島のCamp Beaumont

Newton Showは科学や実験をメインとした小学生向けのプログラムを通年で提供している。誰でも1週間から参加が可能。

公式サイトをみると現在は秋のプログラムを実施している。

 

参加費は月曜~金曜の5日間で1199リンギット(約4万3000円くらい)
ランチ、スナック、ドリンク、Tシャツ、帽子、実験道具などがこの料金に含まれている。

参加した感想は、子供の英語力がゼロだと先生が言ってることを理解できないため、すべてを楽しめないかもしれない。

スタッフに日本語がわかる人は1人もいなかったので、子供の様子などを聞きたい場合は親にも英語力が求められる。

先生はマレー系が多いので、人によっては、マレー英語のアクセントがある。

長女は、物怖じしないので初めて行く場所でも1人でどんどん興味を持って参加できる。

反対に次女は、室内で飼われているチワワみたいな性格なので、親がいないと新しい場所には足を踏み入れない。

それをわかっていたので、本来ならば長女は上のレベルのクラスに入れるはずだったが、1日目は次女と同じ1つ下のクラスに一緒に行ってもらった。
ありがとう、長女よ。

初日は、ドライアイスを使った実験や工作など英語の勉強ではないので、行くのを嫌がっていた次女でも、楽しかったと言っていた。

結局、行けば楽しんで帰ってくる。

娘たちはインターナショナル保育園に通っていたので、英語でのコミュニケーションに慣れている。

そのため、プログラム3日目からは自然と英語が出るようになって、パパは嬉しくなった。

やはり環境が大事である。

1クラス12名ほどの子がいて、日本人は4名。

そこで仲良くなった日本人ファミリーの男の子と女の子と学校の後に遊びに行った。

ららぽーとの隣にあるBerjaya Times Square(ショッピングセンターやホテルもある)内の巨大な室内遊園地。

平日は人が少なくて、乗り物もすいすい乗れるがジェットコースターは怖そうで小学生は誰も乗らなかった

海外での出会いは貴重なご縁なので、日本人、外国人かかわらず、とてもありがたいことだ。

次女は2日目も朝学校に行きたくなくて、泣いて入り口で地蔵になった。しばらくパパと一緒に授業に参加した。気持ちが落ち着いてきてなんとか一人で参加できた。そして帰ってくれば楽しいと言っていた。

我が家は1週間で申し込んでいたが、2週間や3週間参加するファミリーもいた。

プログラムの内容としては、1週間の参加で十分である。

ハリーポッターをテーマにしたクラスもあったので、1週目はサイエンス、2週目はハリーポッターと選択することもできる。

娘たちはハリーポッターには興味がないので、1週間で満足だった。

高学年でNewton Showをお考えならば、1週間のプログラムがオススメ。2週目は飽きるだろう。

ビルの外観はキレイだが、教室はあまりきれいな感じではないのが気になった。部屋が散らかり放題でも気にならない自分でも、「ここは雑多だな」と感じた。

クアラルンプールで我が家が泊まったコンドミニアムは、こちら。ViiA Residences Kuala Lumpur

学校までは歩いて10分。
コンドミニアムには小さなモールが併設されており、その先に大きなミッドバレーモールもつながっているので、とても便利な場所である。駅も歩いて濡れずに1分で行ける。

コンドミニアムはフルサービスなので、ジム、スイミングプール、バーベキューや勉強ルームもある。

プールからの景色が素晴らしいが、子どもがおぼれないか目を離せないので、優雅な気分はまったく味わえない

旅行者は道具がないのでバーベキューをすることはないが、賃貸やオーナーとして居住しているならバーべキューをやってみたい。

最終日に気づいたが、ボルダリングの設備もあった。

部屋は広くピカピカ清潔で、子どもたちとパパは大はしゃぎ。興奮して写真がピンボケ

部屋はとても綺麗で、不満なところは1つもなかった。きれいで大きなキッチン付き。すべて大きいのに、なぜかシンクだけはロピアのピザ2枚分くらいのサイズで小ぶりだった。ベッドルームは二つ。トイレ、シャワーも二つある。

10日間3名でほぼ100,000円。四つ星レベルの環境で1泊あたり1万円。
1ベッドルームの部屋なら1泊9000円以下である。

青森で宿泊したドーミーインの一人分の料金で3人が広々と宿泊できる。

そして夜景もきれい。

子どもが寝た後にひとりバルコニーでのんびりとワインを飲む…ことはなくお酒が飲めないので豆乳をチビチビ飲んだ

子供たちは偏食なので、外食だと食べる選択肢がかなり限られる。

朝食と夕食は日本から持参したレンチンのご飯や、カップ麺、近くのスーパーで購入したお肉を焼いたり、パスタ、うどん、そうめんなど茹でて食べた。子供たちはきなこ餅もよく食べた。
鍋でお米を炊いたが、1回目は固め、2回目は柔らかめに炊き上がりパパは鍋ライスの担当になった。4回目でようやくおいしく炊けた。

Newton Showはランチを提供してくれるが、子供たちが食べられるような食材、味付けではないため、パパは毎朝おにぎりを作って持たせた。

もうちょっといろんな味に慣れて食べてくれるとありがたいんだが。
パパが甘やかせているので、食べたくないものは食べないようになってしまった。

朝、頑張って学校に行き、帰ってきたら、コンドミニアムのプールで泳ぐ。
娘たちはそれがすごい楽しかったようだ。

牛乳というよりもクリームっぽい味わい。ほんとに北海道の牛乳を使用しているのか?千葉にあるのに東京ディズニーランドみたいなことか?

牛乳と乳製品は割高だった。

大人用プールのほうが広くて快適なのに、なぜか狭い幼児用プールで遊ぶ娘たち

このルーティンが毎日同じだと飽きてしまうかもしれないので、モールで夕飯を買い出すついでにモール中のキッズパークに連れて行った。 平日の17時だとほぼ貸し切り状態で、ゴーカートは30分爆走した。

MID VALLEY KLにあるKIDDY CIRCUIT

日本のカートよりもスピードがでるので、最初はビビッていたが、慣れてからは最大スピードでコーナーを攻めていた。

平日の夕方はガラガラ

日本のカートよりもスピードが速く、小1は怖がっていたが、途中からはコーナーでインを攻めて他のカートにグイグイとプレッシャーをかけていた。

ゴーカート場の一部にプレイパークもあるので、その後はその場にいた他の子供たちとボールを投げたり、かくれんぼをして遊んだ。子どもは言語関係なくすぐ友達になるのがすごい。

ファンタジーキッズリゾートみたいだ

大人になると、利害関係や怪しくない人か?大丈夫か?と距離を縮めるのに時間がかかる。

近くにこういう遊び場があるのはとてもありがたい。

このミッドバレーモールには大きなスーパー、ダイソー、ユニクロや無印もあり何でも揃う。

夕飯にはマレーシア料理を食べたかったが、子供たちが食べられるメニューがないので、フードコートへ。ここならパパも好きなものを食べられる。

こちらのモールで見つけたお気に入りのフードコートはPopCorn Food Hall

名前も、食材もよくわからない一品

お店の数は数えていないが20~30はあると思われる。
いろんな種類の料理があるので、どんな人でも食べたくなるような1品が見つかるだろう。何を食べたらいいか困ったときは、チキンライスにするというビビりが自分である。

このフードコートから外に出ると目に入るのがマレーシアのコーナンことMr. DIYである。

Mr. DIYはディスカウントストアで、大体の日用品なら取り扱いがある。コンドミニアムで使うキッチンペーパー、ハンドタオル、紙コップ、スナック菓子、水、文房具などを買った。

腰と首にヘルニアの爆弾があるのでDIYはまったくしないが、DIYに憧れてはいる。

買い物しているとすぐ疲れちゃうので、DIYった後は、同じフロアにある、スイーツ店へ吸い込まれるのが常だ。

ほとんどが水分なので、実質のカロリーはほぼゼロかもしれないという嘘を自分につく

Snowflakeのマンゴーかき氷はタピオカや白玉までついてくるので、完食した後に「しまった!」こんなにカロリーとったら夕飯2回食べことになっちゃうと反省する。

しかし、こちらのマンゴーかき氷を3日リピートしたのは秘密である。子どもにもママにも。

Mr. DIYの隣にマレーシアのユニクロ?みたいなお店がある。Good2Uはブランド品のB級なのか、過剰在庫なのか、名の知れたメーカーの服が半額以下で売っていた。ラルフのTシャツが2000円。アンダーアーマーのシャツが1000円。

アウトレット扱いなのだろう。販売しているのは自社製品がメインだが、スポーツメーカーのディスカウント品も多くあった。スニーカーはあまりよいのはなかった。

このモールは3階だけで3時間くらい滞在できる。(自分だけかもしれないが)

ちょ、待てよ。(キムタク風に)

サマープログラムと全く関係のない話に脱線してしまった。

強引に話を戻すと、クアラルンプールでの滞在はとても有意義で楽しいものになった。

クアラルンプールで訪れた場所

その他、クアラルンプールで訪れて満足度が高かった場所はこちら

バトゥ洞窟(観光)
ベルジャヤ・タイムズスクエア(遊び場・買い物)
District 21(遊び場)
Hot Market Plus(ディスカウントストア・土産店)

ガラクタも多いが、子供は大興奮するお店

Hot Market Plusはお土産に配れそうな商品も多く、娘はクロミ(正規品なのかは不明)のスーツケースと水筒を買った。合計で1500円くらいと激安である。他にもキャラクターのバッグやおもちゃも数えきれないくらいの品数だが、ほとんどは100均以下のクオリティなのでスルー。

よく見ると印刷が雑なので非正規品っぽい

子どもがいたら観光らしいところはほとんど行けない。
なぜなら外は暑くすぐ「疲れたー」となるからである。

子供に一番楽しかったと言われたのは、サンウェイラグーン

周囲のビルはすべてグループ企業。ホテル、大学や病院まである財閥系リゾートである。財閥ピープルがビルの上階から庶民を見下ろしているのかもしれない

プール、動物園、遊園地が一つになった巨大なテーマパークだが、動物園はションボリしており、遊園地もションボリしている。動物園と遊園地はスルーして、すべての時間をプールに費やすのが正解である。

ウェーブプールの波が絶妙に子どもがおぼれそうな高さと勢いのため危ない。でも子供たちはそれが楽しいのか、ずっと楽しんでいた。パパが見守らないといけないので、みているこっちは、水に流されまいとふくらはぎの疲労がすごい。たまに波を超えるジャンプのタイミングを間違えて、波に飲み込まれ鼻から水が入り、気が休まらない。

サンウェイラグーン系列のショッピングモールやホテルが隣接しているので、ここのホテルに泊まれたら楽なのになあと、帰路のタクシーで寝落ちしてしまった。

宿泊先に到着して目を覚ますと子どもたちも寝ていた。

寝ている子ども二人を車から降ろし、荷物を抱えて途方に暮れる。サンウェイラグーンはそうゆう思い出。

ペナン島へ移動

前半はクアラルンプール、後半は北に飛行機で1時間ほど移動したペナン島へ移動した。

どっちが窓側に座るのかで、バトる姉妹に疲れて寝たふりをするパパ。そして本当に寝てしまった。


マレーシア航空のこの機材はモニターがなく、その部分にスマホやタブレットが置けるようになっている。試しに機内でもらったナッツを置いてみたら揺れる機内でも安定していた。

ペナン島ではインターナショナルスクールの施設を利用して実施されるサマープログラムに参加した。

運営している団体はCamp Beaumont

こちらも月曜日から金曜まで1週間のプログラム。ランチは提供される。

シンガポールでも同じ会社が同じプログラムを提供しているが、価格はシンガポールのほうが2万円高い。

マレーシアは月曜~金曜 6万円
シンガポール月曜~金曜 8万円

※ちなみに3ヶ月前に申し込んだら15%割引してくれたので、早めに予約するのがオススメ。

ペナン島のプログラムはインターナショナルスクールの施設を使っておりとても綺麗。セキュリティーイケおじが3人いて、入り口で睨みをきかせていた。身体は大きくないが、関節を決めそうな実戦タイプか?愛想はないが親としては安心である。

素晴らしい環境のインターだと思う

Camp Beaumont のスタッフはイギリス英語の人が多い。夏季のバイト人員なのか、見た目は学生さんと20代前半中心のスタッフはエネルギーに満ち溢れていた。彼らはアメリカ発音の英語だった。

アメリカ系インターで学んだのかアメリカから来たのかわからない。

中年になると20歳くらいの若者の実年齢がもう分からない。15歳かもしれないし、25歳かもしれない。
でもキラキラしているので、子供たちは一緒に遊んでもらって楽しそうだった。

このプログラムは人気で、生徒数が多い。低学年30人、高学年40人ほど。

参加者の多くは中国人だった。中国のママさんと立ち話をしたら、ここには1ヶ月滞在しているそう。学校の目の前にあるホテルだ。4つ星のホテルなのに、1泊 9,000円ほど。アパホテルよりも安い。もし次行くときはホテルに泊まってみたい。

散歩しながら一緒に歩いた中国人ママはペナン島に来る前は、シンガポールで3週間英語漬けだったそう。教育熱がすごい。夏休みは休みではないのだ。英語を勉強する期間なのだと。気合が違う。国民の強い気持ちが国の国民総生産に表れているのか。

このプログラムでは日本人は娘のたちのほかに2人しかいなかった。日本人はどこへ行ってしまったのか?

Camp Beaumont プログラムの内容
ほぼすべて身体を動かすメニューである。

そりゃそうだ、座学じゃなくてそうゆうのを自分が選択したからである。

じっと座って教室で先生の授業を受けるのもいいかもしれないが、せっかくの夏休み。たくさん遊んだらいいんやーというパパの甘やかせである。ジャックの夏期講習よりも安い金額で3倍くらいの満足度が得られるんじゃないだろうか。

しかーーーし。忘れてはならないことがある。
こちらでも次女は特技の嫌がりを発動し、入室を拒否した。

このプログラムでは年齢的に姉とは異なるクラスのため、姉に連れて行ってもらう作戦ができない。

同じように育てているのに、こうも性格が異なるとは…

初日はスタッフに相談して、先に行った姉を呼び出してもらいなんとか連れていってもらった。2日目からは、親が次女を教室の途中まで連れて行き、長女に受け渡す作戦でなんとか参加することができた。

ここでは中国人の友達、日本人の友達ができた。日本人の子とは学校の帰りに屋台で夕飯を食べたり、プールで泳いだりした。友達と遊ぶほうが、楽しさも増すので、子どもたちは楽しそうだった。

やはり海外での出会いは貴重である。ありがたい。

ペナン島で滞在したのはこちら。The Landmark Penthouse Luxury Condo

学校がギリ徒歩圏内(15分)でAgodaのレビューが良く、価格も5泊で32,000円と安い。コンドミニアムステイのため、3人でこの価格は安い。

しかし、ペナンのコンドミニアムは部屋によってオーナーが異なるため、「当たりの部屋ハズレの部屋がある」といろんな人のコメントでビビっていた。

そのため、部屋の質が良くない可能性を考えて、前半と後半で異なるコンドミニアムを予約していた。

チェックインをしてすぐに「ああ、ここはハズレだ」と感じたのは、強すぎる芳香剤の香りと古い家具類のせいだ。キッチンで調理ができないのも残念だった。

宿泊している日本人を数組見たが、ここはオススメしない。

写真でみると悪くないが、ソファもテーブルも劣化していた。ひとりで宿泊するなら気にならないが、子どもがいる場合はもうちょっと清潔感のあるほうがよかった。

非常口の緑色のサインが部屋にあるのはなぜだろうか。

洗濯機が古い縦型タイプで、脱水の音がやかましい。

プールは大きくて良かったが、建物は古く、掃除やメンテの状態がよくない。
エレベーターも3機しかないので、なかなかこない。

そして部屋にアリがいる。どこの宿にもアリがいると聞いていたが、ここはたくさんいたので、子どもたちが大騒ぎしていた。マスキングテープで、いろんな隙間をふさぐことで、蟻は減った。しかし食べ物に蟻がよってこないか、気をつけないといけないため、緊張感があった。3日も滞在したら慣れたが、快適とは言えない。早く次のコンドミニアムに移動したかった。

次のコンドミニアムはすぐ近くだったので、娘たちが学校へ行っている間にスーツケースを転がして移動した。

2件目はこちら。
ラックスフォート 118 サービス スイ ーツ

こちらにもプールはあったが、屋根があるので、陽が当たらず寒い。

残念ながらこちらもキッチンにアリが数匹。ペナンはどこもアリがいるのかもしれないと諦めた。それ以外は快適だ。

こちらのほうが少しだけ学校に近く、モールやスーパーが下の階にあるので便利だ。階下のスーパーで冷凍ワッフルや、白玉団子などを購入して朝ごはんにした。

ランチは一階にあるマレー系レストランでのんびりした。

学校の近くのホテルには泊まっていないのでどのくらい快適なのか分からないが、ホテルに滞在しているファミリーがたくさんいたので、次回はホテルステイもしてもいいなと思う。ホテルだと部屋に洗濯機がないのでどっちを優先するか悩むところだ。

1件目の宿ががっかりだったので、2件目は比較すると良く感じた。
部屋は十分広く、なにより買い物が便利なほうがいい、という結論。

ペナン島の短期コンドミニアム滞在はなかなか良い物件が見つからなかったので、ホテルのほうがいいのかもしれない。

学校近くにあるこらちのマーケット(Lotus’s Tanjung Pinang)にはフードコートとスーパーがあるので、子どもの迎えの前後に便利だ。

フードコートには朝から宙を見つめてまったく動かず座っているマダムがいた

やったー!ベトナムサンドイッチ売ってる!とワクワクして注文したら微妙な仕上がりのホワイトソースがかかっていて、微妙な味に。次回は「ソース抜きで」と伝えたい

子どものお迎え前にフードコートやスタバで涼んだ。冷気がありがたい。無料で冷気を全身に浴びる。しばらくすると湿ったTシャツが冷えて、ブルブルと震えた。寒いくらいだ。SDGsってあるじゃないですか。エアコンの温度をもう少し上げたら・・・・いやいやそんなことを言ってるのは日本だけだった。

冷房は下げられるだけ下げてガンガン行こうぜ。というのが熱帯雨林気候国家の方針なのだろう。

スコールもあり、持ってきたスニーカーが水没したので、2階にある靴屋で格安のスニーカーを買った。

フードコートで謎のかき氷スイーツに挑戦してみた…一口食べて後悔。ビビンバをかき氷にしたらこんな風になるのか。

DIYはしないがここにもMr. DIYがあるので、買うものがなくても店内に吸い込まれていく。

学校へ子どもを迎えに行き、汗だくで戻ってくる様子を見て、子は確実に成長しているな。
英語力も少しついてきているな。
と感じることができて、連れてきて良かったなと思う。

「ここに来たことを、ずっと覚えてくれているといいな」となぜか感傷的になった。

自分が老いて子が成人になっても、覚えていたい。

できるだけ父はいろんな体験をさせてあげたい。でも思春期になればパパの存在は無と化すのだろう。さびしーーー

子どものお迎えは4時なので、そこから街へ遊びに行くこともできる。と言ってもペナンは島なので行くところ(観光地)はクアラルンプールよりも少ない。

我が家が訪れてオススメだったペナン島の観光スポットは

逆さま博物館

学校で知り合った家族と一緒に行き、子どもたちが楽しんでいた。大人だけなら行かなくてよいかも。熱海にあるトリックアート迷宮館みたいなものだ。

ペナンといえばの定番の観光スポット一番に挙げられるストリートアートだが、これもわざわざ行くというよりも、近くにきたついでに見るくらいでいいかと思う。

逆に行きたかったのに、ずいぶん先まで予約がいっぱいだったのがブルーマンション。正式名はチョン・ファッ・ツィー・マンション。正式名称を正しく読めないが、ここは19世紀の大富豪の邸宅で現在はホテルになっている。

歴史を感じることができる。というか感じたいが今回は感じさせてくれなかった。次回は前もって予約して感じたい。

大人の買い物は、クアラルンプールですればいいので、ペナン島では買い物はあまりしなかった。

買い物はマーケットでお土産を買ったくらいだ。マーケットの情報はこちらのブログが参考になる。あとは、子どもの遊び場を中心に出かけた。

ジョージタウンにあるトップペナンという室内遊び場。建物が丸ごとエンタメになっている。展望台からゴーカート、水族館、ジャングルジムなど、一日楽しめる。雨の日に行く予定をしていたが、晴れの日に訪れた。

娘たちが一番楽しかったのは、ゴムの浮き輪?に乗って滑り降りるスライダー。ただ滑り降りるだけ。ウォータースライダーの水なしバージョン。これを1時間ほど楽しんだが、下った後は階段で自分で登って戻ってくる仕組み。ということはチューブも上にもってこなければならいわけですよ。

想像してほしい。子どもたちが滑ったら下に降りてそれを下から上に運ぶ父の姿を。運び屋の父。

何十回とチューブを運び続ける修行。なにか前世で悪いことをしたのか?チューブ運び無限地獄。

「娘たちが楽しいならパパ頑張っちゃうぞー」

と引きつった笑顔もすぐに吹き飛び、20本目くらいからは太ももが限界を迎える。

子どもは汗だくで、パパは出る汗も底をつき喉がゲッソゲソになりました。

翌日、腰が爆発した。

このアトラクションにはTopogganという名前がついていた。よく見るとスペルが「トップガン」ではなく、「トポッガン」?なんて読むんだ?

ペナン島のメインイベント

最後にペナン島で子供たちが一番楽しかったのはこちら。エスケープペナン。ここは巨大な屋外アドベンチャーパークで、としまえんと那須ハイランドパークとサマーランドがいっぺんにやってきたみたいな場所。

「うちのパークにはギネス登録された物が4つあるでー!」とパーク内のあちらこちらで自慢している。

  • 世界最長のウォータースライダー(1,111m)
  • 世界最長のジップコースター(1,135m)
  • 世界最長のチューブライド(453m)
  • 世界最大の水バケツ(28,757リットル)

ジップコースター以外は体験したが、これで最長なのか?という感覚だった。確かに長めではあるが、最初に長いぞ!って思いこまされてしまっているので期待値が上がり過ぎたのである。

物価の安いマレーシアにしては価格設定が高めである。大人6500円。子ども4300円。
Klookのサイトでエスケープペナン 入園チケットを購入すると少しお得。

そのおかげ?か気軽に中高生だけで遊びに行くことをためらわせて、混雑を控えめにしているのかもしれない。

全体的に老朽化しているが、子どもはそんなこと関係なし。雰囲気が楽しそうならそれでOK。

パークの様子を動画でまとめている人がいたので観ると大体の雰囲気分かる。

暗闇系のウォータースライダーを子どもと一緒に乗ったら乗り物酔いをして3本でグッタリ。歳をとると乗れない乗り物がどんどん増えてきて悲しい。

酔いを覚ますために、水がバケツから降り注ぐエリアでボーっと座っていたら、とんでもない水量の圧で後ろに転倒し肘を打撲。世界最大の水量の強さを甘くみていた。

膝下程度の浅瀬でも転がって鼻から水が入り陸なのに溺れそうになったのでみなさんもお気をつけください。

オープンから閉園まで休みなく遊んだので、親はグッタリ。子どもは大満足。ペナン島に行ったらエスケープペナンはオススメの一つです。

さて、長くなりましたが、まとめると我が家のマレーシア・サマープログラムは、勉強よりも子どもがとにかく遊ぶというものになりました。

日本よりも暑くはなかったが、それでも気温は30℃。外を歩くとしんどい。なので、子どもの体調も考えてインドアの遊び場とプールが多くなりました。

英語力の向上が最優先なら、遊びよりも座学が多いプログラムを選択するが、今回の目的は異文化体験。

異なる環境で、子どもの自立や多様性を体験してもらいたかったのです。英語はなんならオマケくらい。

とくに次女は参加することが目標なので、なおさら堅苦しいプログラムは選択肢から外れる。なんとか頑張って参加してくれたので、それだけでパパは満足している。

娘たちは来年もマレーシアに行きたいと言ってくれたので、連れてきてよかった。

来年以降も、マレーシアという選択肢を確保しつつ、ベトナムや他国のインターで良いのが見つかれば行ってみたいなと考えています。

子どもがパパの相手をしてくれるのは幼い時だけと考えているので、この特別な時間を大切にしたい。

治安、衛生、物価を含めてとても良いマレーシアの夏休み体験でした。

長くなりましたが、夏休みの渡航先の参考になれば幸いです。

 

 

 

 

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