「夏休みは何をしましたか?」
と面接で質問されたり、絵を描いたりすることもある。と教室で言われた。
7月の頭の話だが、娘の記憶に残すべく夏休みにすることを考えているが、ありきたりなことしか思いつかない。
深夜にひとりブレストしてどんどん間違った方向にいってしまい
- 無人島生活洞窟探検
- 水上スキー
- バンジージャンプ
- 自転車で100キロ走る
- 富士山登頂
と過酷なものばかりが浮かんでくる。
ママには秒で却下
そりゃそうだ
5歳児には無理どころか大人にも無茶なことばかり。
メンタルが穏やかな午前中にコメダコーヒーで、ぼんやりと考えるのがよい。
今のところ行ったのは
- 箱根で船上花火
- 上越国際プレイランド
- 魚釣り、つかみ取り、その場で焼いて食べる 新潟登川フィッシングパーク
- お祭り・盆踊り 地元のお祭り
- 竹を割って流しそうめん 地元の地区センターにて
- BBQと川遊び、すいか割り 秋川渓谷
- JAXA
- 花火大会
- 富士サファリパーク
- 南伊豆でカヤックと海遊び
- 伊豆アニマルキングダム
- 狭山スキー場 ウォーターフェス
これだけ連れていったらなにか夏の思い出はあるだろうと思ったが、
模擬面接で
「夏休みは何をしましたか?」
という質問に対して娘は
「キリンをみました」
というシンプルな発言のみ・・・
いろいろ連れていった結果、キリンが一番思い出に残ったということか。
夏休みだからとずっと遊んでいたわけではない。
夏期講習もしっかり参加している。実際には夏になり勉強時間も長くなってきている。しかし別の大きな問題がパパを悩ませている。
夏期講習で入室を嫌がる娘
考査日が近づいているのに、どうしたらいいのか。
焦っている。
とんでもなく焦っている。
もはや緊急事態である。
1年以上通っている教室の夏期講習、体操教室、個別塾をはじめすべての教室の入り口で、入室を拒否している。
どこももう何十回と通った教室なのに、毎回入室を拒否する。
そんな子は他にはいないのに、我が子だけ年少のような状態である。
授業が始まってからしばらくは親が隣にいないと、なにもしない。
他の子はお話の記憶などに取り組んでいるのに、我が娘だけはしょぼんとした顔でひたすら下を向いている。
なぜそうなるのか聞いても無言。
しかしそのまま10分ほど経過すると、場所に慣れるのか、ペーパーに取り組み始める。
このあたりで、隙をついてパパはすーっと娘から離れて、ようやくお受験生らしい様子になる。
自分で取り組み始めるまでのウォーミングアップが長い。
長すぎてレースが終わってしまうんじゃ?と思うこともある。
考査本番でこんな状態では合格はいただけないだろう。考査当日の最悪の状況を想像してしまう。
考査までの残り日数が減っていくのに比例して、胸騒ぎの回数が増えている。
しかし、そんなことを言ってもなにも変わらない。
できることをやるしかない。
午前中の目標であるペーパー20枚をジョナサンに連れて行き取り組む。
夕方はマクドナルドへ行き20枚こなす。
家だとお話の記憶なんてまったく聞いてくれない。
分からない問題の答えには丸をわざとたくさん書く。線をぐちゃぐちゃに書く。1つの問題にいつもよりも長く時間をかける。
これはすべて娘の反抗である。
知っている。この光景みたことある。2年前の長女と同じだ。
勉強中、子のイヤイヤに反応してはいけない。
子どもはワザとやっているので、反応すると「こうやったらいいんだなしめしめ」
とズルい方に賢くなってしまう。
親はこどもの話を聞いてない感じで、さらりとかわすのが正解。
まともに受け止めると怒りのタンクがすぐに満タンになってしまう。
しかし、今日の反抗レベルは過去イチだった。
口ごたえと態度が悪すぎて、パパのアンガーマネージメントでも限界が見えた。
もう無理!
パパが無理!
となってしまった。怒りが噴き出してしまう前に勉強をいったん中止。
パパの気晴らしにベランダでプール遊びをさせた。娘の気分転換よりもパパの気持ちをリセットするためである。
そして、パパも飛び込んでやれー
ばしゃーんとプールに入水。
びしょ濡れになって、その後楽しい気持ちになった。
勉強ばかりしているわけではないんだが、娘のヤクルトくらいしかないキャパを超えているのかもしれない。
しかたない。
まだ5歳なんだ。自分が5歳の時なにをしていなのか?
自分の母に聞くと、「あんたは毎日泥だらけで走りまわっていたわね。」
「我が家に勉強という概念はなかったわよ。」
自分がやってなかったのに、娘にはそれを課している。
そう思えば、この反抗も受け止めることができる。
親が考えた予定通りに子供が勉強してくれないと、親がイライラしてしまうのは子供からしたら納得できないだろう。
今期の売上目標を上から押しつけられて、それを達成しないと降格!
だったら理不尽だ。そんな風に考え方を変えることで、子供の頭の中で巡っている感情を理解しようとしている。でも答えはでない。
学校別過去問を開始
伸芽会とこぐま会が販売している学校別過去問を開始した。
長女の時に買ったものが、たくさん残っている。
そこから簡単なものを選んでやっている。
が、問題に取り組んでくれない問題が勃発している。
遅れてきたイヤイヤ期。
考査まで残り 60日
面接の練習もできていない。
今日も胃がキュッとなる1日だった。