長女(現在小2)は3歳の時から英才教育ハマキッズに通い安くない投資をしていた。
パズル脳、言語思考力、計算力などの向上を期待して、評判の良いハマキッズの教室に通っていた。
1時間あたり 9,500円
お受験教室よりは割安である。個人塾には1時間12,000円払っている。
お受験沼にいると高く感じない。マヒしているが、習い事としては高額だ。その分の成果を期待してしまう。
先生方からは「とても優秀ですね。計算能力は2年先取りしていますよ」
そうゆう誉め言葉(ヨイショ)に気分を良くし、通い続けていた。
小受に直接関係するコースではなかったが、巧緻性の向上や、パズルなど、5割くらいはお受験のペーパー対策になっていたと思われる。
そして、私立小学校受験では合格をいただいた。
ハマキッズで学んでいたことが大いに役に立った。
小学1年生になり、ハマキッズでは3年生の算数をしていた。
2年生で4年生の算数を終わらす予定だった。
だったと過去形なのは、今はもう通っていないからである。
ハマキッズを辞めた理由は小学校の勉強と宿題の量が増えてきて、そもそも先取り学習をしている時間がなくなってきたからである。
先取りどころか、学校の勉強に遅れが出始めていた。
とここまで読んで、娘は勉強ができそうな印象を受けたかもしれない。
しかし、残念ながら、現在娘の算数と国語の能力は平均である。
なんでだ!?
2年くらい先取りの勉強をやっていたのに・・・
3歳から英才教育してきたのに・・・
たくさん課金したのに・・・
その効果がなくなってしまったのである。
あれーー
どうした?
3年以上通ったハマキッズの学びはどこかへ吹き飛んでしまったようである。
先週の漢字テストは20点だった。
算数は70点くらいで平均だった。
おかしい
あれだけ、父子でケンカしながら取り組んだ宿題や勉強の成果はどこへいってしまったのか。
脳の引き出しにしまわれてしまったのか?
最終コーナーはまで温存して、本気出さない作戦か?
出し惜しみしないで、いつも全力でいいのだよ。娘さん
飛び抜けてできる科目はないが、体育だけはトップクラス。
父親似で真っ直ぐ走ることだけは得意。
サッカーやバスケのように走る以外の要素が加わるとダメ。
シングルタスクに特化している。
ただ走る。短い距離なら早いという父のDNAを受け継いだのだろう。
運動会では2年連続でリレーに選出。
徒競走でも3馬身くらいの差でゴールする。
走ることは早いがバトンの受け渡しはアタフタするので、リレーには向いていないが、早いので選ばれる。
ー運動会当日
次女も同じ学校を受験をするので、テンションをあげてもらうために、連れてきた。
しかし次女そっちのけでパパは全集中で
「バトンをどうか落とさないように」
「靴が脱げませんせんように」
と祈りながらみていた。
バトンは落とさなかったが、チームは最下位だった。そんなこともあるなと。
個人の徒競走で一位だからよし。親としてはとても良い気分である。ありがとう娘。
次女も
「私も運動会に参加したい!」
「私は今年この学校を受験する!しっかり勉強しないと」
と思ってくれたらいいが、生粋ののんびり屋のため、そんな考えはゼロ、永遠のゼロ
自由気ままに砂で遊んでいた。
ちょっとは緊張感や学校への憧れを持ってくれたらよかったのだが・・・
そして、まもなく考査本番がやってくる。
現在も引き続きぼんやりしている。
きっとどの学校を受験するのか、自分の姉の学校はどこなのかちゃんと理解していないのだと思う。
試験日になにをしでかすか、ハラハラしている。
試験日まで残り 17日