さて、小学校受験することを決めたが、なにから始めたらいいのか?
どんな勉強をしたらいいのか?
お受験をするために何が必要なのか?をまず知ることから始めた。
まったくわからないところから手探りでいろんなところから情報を集めて、これであっているのか?
うちの子は受験に向いているのか?
知らないことがなにか知らない状態。
みんな言うことは少しづつ違うし、誰か正解をおしえて!とおもっていた。
しかし、みなさん意見が異なるのは当たり前である。
子どもひとりひとり、性格、生活環境、能力、得意な分野など多くにおいて異なる。ひとつこれだ!という答えはないのが正解で、逆にたくさんの正解もあるということです。
ママ友や知人にお受験経験者がいると、そこからたくさんの情報を得ることができるのでまず、お受験の先輩たちに相談してみた。
男の子と女の子で少し対策の方針が異なるらしいが、どの経験談も役に立つので、できるだけ多くの人に対するヒアリングが重要である。
例えば立教小学校に合格した男の子は、おうちでペーパーの制作を数多く取り組んでいた。
こうゆうやつです。
お受験教室に通いだして、たしかに授業中に制作することが多くある。
制作は巧緻性(こうちせいと読む。お受験するまでこの言葉を自分が使ったことはなかったので、パパも新しいことを1つ学びました)を伸ばすことができる。先生が作った完成品を見てそれと同じものをどうやったら自分が作れるのか?こどもは一生懸命考える。
トライ&エラーで完成形に近いカタチにもっていく。しかも制限時間内に。
それを繰り返していると、制作スピードも質も上がっていった。
また、料理を一緒にするのも、食材の名前、野菜の断面図、食べ物の旬、調理の順番を学ぶことができるので重要とのこと。
一緒に料理をすると、面接でよく聞かれる「おうちのお手伝いはなにをしますか?」
にすぐ答えることができる。「卵焼きです!」など具体的に。
我が家はうどんを粉から作ったり、白玉の粉を丸めてゆでて食べるということをよくしている。
キッチンに子どもがいるとあぶないな、調理の妨げになるなと思ったこともあったが、料理はとても受験対策に向いているなと実感したので、子ども用のあぶなくない包丁で
ハムを切る
チーズを切る
キュウリをきる
それらを娘が好きなようにお皿に並べて自分なりのサラダを作ったりする。
自分が作ったものはテーブルまで運んでもらう。
一連の過程で食材について学ぶだけでなく、食材を並べる順番を考えたりする必要があるので娘にはよいインプットになっている。
座って学ぶと「勉強」っぽくなってしまい、娘はたまにネガティブな感情を発動するが、植物の水やりや洗濯ものをたたむなど身体を動かす仕事を与えることで率先して自分で行動することが増えている。
5つの塾を体験して明確に学んだのは、幹となる部分の勉強はどの学校を目指す上で必要ということ。
合格する子は学校が「この子はいいな」という行動ができる子です。
受験する学校が求めていることが、我が子にはあるのか?
という発想がなければ合格することは難しいだろう。
「この子は我が校に来て欲しい」と思うような子になれば最高ですが、それは親としてなかなかわかりません。
そんなときはやはり塾の先生が頼りになります。
親も日々勉強です。
ママだけに負担をかけてはいけない。
パパも率先して受験に必要なことを学び、家族で取り組むのがお受験の第一歩です。
受験日まで残り 238日