【我が家のおじゅ活ストーリーをNoteで販売開始しました】
サラリーマンパパが娘と私立小学校合格を目指して取り組んだ12のこと&合格までの記録

受験日まで残り2週間。教室最後の授業が終わった日の不安

通っていた教室での最後の授業が終わった。考査日(お受験業界では試験よりも考査呼ばれることの方が多いこと)まで残すはプライベートレッスンだけどなった。

最終日には教室から頑張った証のメダルとテスト本番で正解が分かる魔法のキャンディーをもらった。

年中から暑い日も寒い日も通った。毎週なにも考えずに日常生活の1つのルーティーンになっていた。振り返ると娘もよく通い続けたなと成長していることを実感した。

そして、親も3時間以上も毎回教室の後方によくじっと座っていられたものだ。眠さのあまりより目になったことが何回もあった。先生には自分の変顔を何度も見られていたことだろう。

親の瞑想力を高める修行の期間だったのかもしれない。

コロナになってから、換気のため窓が開いており、夏は暑く、冬は寒かった。今年の1月は窓際にうっかり座ってしまったため3時間ずっと外からの冷気を背中に浴び身体の芯から冷えた。

それが原因かその日の夜から40℃の発熱。スキーに行く予定だったがさすがの健康自慢の自分でもキャンセルせざるをえなかった。

娘が教室へ行きたくないと言ったのは過去一回しかなかった。理由は前日友達の家に泊まりにいって楽しく遊んでいたからだ。楽しく遊んでいたのにパパがお迎えに行き教室に連れていったところで、娘のイヤイヤリミッターが解除。もう手に負えないくらいの負のエネルギーを発し、パパはギブアップしてしまった。

これは親がそうさせてしまったのが間違いだった。娘のせいではない。前日に友達の家にお泊りに行かせる判断をした親が悪いのである。それ以降、いっさいのお泊りをナシにした。お受験が終わるまでは我慢してもらおう。

さて、試験日まで残すところは、プライベートレッスンが数回と自宅学習だけとなった。ここまでくると、焦ってもしかたがない。

過去問も難易度を下げ、難しいのはやらない。正解が分かる問題を多めにして娘のモチベーションを高める作戦である。

これはプライベートレッスンの先生からアドバイスをいただいたのでそうしている。

最後まで苦手な問題ばかりをやると、モチベーションが下がってしまう。

基本的な問題は確実に正解できるようにしておく。みんなが正解できる問題を落としてはいけない。

あまりにも難易度が高いのは多くの子も正解できないので、嫌がるようなら親はそこをグイグイせめないようにする。

試験までの我が家のルーティーンはこうだ。

平日の午前中はパパとカフェ、ファミレスなどで2~3時間、志望校の過去問、教室でもらった宿題とペーパーでやっていなかった問題に取り組む。
(家だと集中して勉強してくれない)

難しい問題はスキップするので、サクサク進み20枚をあっという間に終える。

ペーパーが終わったら、お話の記憶を1つ。

その後、お話づくりカードを使って、娘に好きなような話を作ってもらい、それを話してもらう。
これはカリタス小学校で毎回出されるのでそのための対策かつ、自分の考えを人に分かりやすく説明することができるようにするため。

最後に、こぐま会のお受験勉強アプリ、「ひとりでがんばりマスター」を解禁。
http://www.ganbarimaster.jp/hitoride/

ちょうど良い難易度で楽しく勉強できる。20問をあっという間に終えてしまう。

これで大体2時間半くらい。それから保育園に娘を送り届ける。

午前中のほうがあたまがスッキリしているのか、勉強の進みが早い。

親としても午前中にある程度勉強をしてくれているので、夜にやらないといけないという強迫観念が減少し、親のストレスもかなり減少する。

午後3時にはママが娘を保育園に迎えにいき、プライベートレッスンへ連れていく。
ここで90分くらい勉強し、面接対策、制作、ペーパー対策をする。

18時には帰宅し、気が向けばまたアプリで問題を解くこともあった。

これ以上勉強させるとイヤイヤになり直前期にパンクしてもらいたくないので、家では楽しいことをするようにした。

例えば、牛乳パックを使って工作。
床にテープを貼って小さな道を作り、地図上の移動ゲームをする。
おりがみ、かるた、オセロ、将棋
などもしている。

お風呂では面接でよく聞かれる質問を娘に聞いている。

「叱られるときはどんなときですか?」

「好きな遊びはなんですか?」

「保育園の先生の名前を教えてください」

ついでにパパとママも不意打ちで、面接で質問されそうなことを質問しあっている。

「なぜ女子校を選ばれたのですか?」
「わが校のどこがご家庭の教育方針あっていると考えますか?」

というような事前に準備をしていないとスッと答えられないような質問をされると、「・・・・」
となってしまうので、親も毎日コツコツとインプットしている。

子どもの試験の点数を5点アップするよりも、面接で親が30点アップする可能性のほうが高いと考えている。親が娘の足を引っ張ることがないようにしなければならない。

考査は早いと朝8時集合なので、早寝早起きをするように20時には寝るようにしている。

このようにして、考査に向けて起きる時間を早くするように準備をしつつ、勉強はできるだけ午前中に集中するようにしたので娘もよい気分で取り組んでいる。

我が家では子供には試験に対するプレッシャーを感じてもらいたくないので、あまり試験について「もうすぐテストだよ」「しっかりやるんだよ」ということは事前には言わないようにしている。

試験前日に「明日はこないだ面接に行った学校のテストあるからね」「あなたの素敵なところを見せてきてね」という感じで伝えている。

子どもはインプットしただけ吸収するので最後の最後まであきらめずに小さなことでも親が教えていくことは意味があるはずだ。

今ではパパが曖昧に記憶している花の季節は娘のほうが知っている。6歳なのに実に頼もしくなった。

我が家の方針がいいのか悪いのか、答え合わせは結果がでてからだ。

ここまできたらあとは親もどっしりと構え、不安な気持ちもあるがそれを家族には感じさせないようしていこう。

努力したことは身についている。合格してもしなくても。

試験まで残り14日

追記

※お話づくりのカードはアマゾンで買ったものを使っています。

動物、昆虫が赤ちゃんで生まれるか、卵で生まれるかは覚えるにはこちらの動画がオススメです。

タイトルとURLをコピーしました