娘(小1長女)が3歳の頃、知育のためにピグマリオン教室に通わせた。そこの男性先生は独特な教育方針と子どもには対峙できないほどの熱量を発していた。
その先生は3歳の娘を一切子ども扱いせず、1人の人格として大人と同じように接しており、娘に求めるレベルもかなり高かった。
最初はその方針になるほどな、と共感できるところがあったので、お試しで入会した。
しかしこの先生、初回から娘には120パーセント嫌われていた。「鬼のおじさん」と言っていた。
3回も行くともうすべてが娘には全くあっていないことがわかってしまった。
「泣いてなんとかなると思ったら間違いだ」
「いまなにをするべきか理解しているでしょう?」
先生の意図はわかるが3歳児に対する言い方ではなかった。
鬼のような顔で言ってるので、もはやトラウマレベルである。
我が家が求めているのは、勉強の楽しさを体験してもらうことであり、竹刀でお尻を叩きながら恐れを回避するために従うメンタルを養うことではない。
昭和時代の部活か?
と言うことで、娘がPTSDになる前にやめたのだった。
娘にはすまないことをしたと反省している。
そして、同じピグマリオン式で教えているはまキッズに入会した。
はまキッズは先生が全員ベテランの女性で、褒めて伸ばす方針だった。
から
くらいの違いがある。
似たようなカリキュラムでも教室の方針で全く違うものだと学んだのである。
その後、娘は教室で楽しそうに学んでおりパパは安堵した。
ピグマリオンで購入したペリカンパズル、ヌマーカステン、ブロックなど学習に使う学材ははまキッズでも同じだったので、無駄にならずコストセービングできた。
はまキッズに正式入会してから、娘は毎週楽しくクラスに参加していた。算数の計算力や図形の認識、巧緻性など楽しく身につけていった。
求められるレベルは高いが、復習と宿題をやっていたらついていける難易度のため年長で引き算まで理解できた。
お受験対策ではないが、お受験に求められるレベルよりも上のことをやっていたので、ジャックでのペーパーは問題のやり方を理解すればすぐにできるようになっていった。
特にお話の記憶、四方観察、数の比較などは得意になった。
しかし、はまキッズで学んでいない重さの比較、回転図形、観覧車など右左の概念は弱かった。
お受験教室に通いだす前からはまキッズで1時間座って勉強することに慣れていたのもよかった。
いきなり、お受験教室に行って座って勉強させるのは苦労したことだろう。
ということで我が家のはまキッズに対する評価は高い。
グループレッスンで申し込んでいたのに、生徒数が多くないので、2年間ほぼマンツーマンでのレッスンだった。
月謝は38,000円
1時間あたりに換算すると9,500円
お受験レッスンとしては高くはないかもしれないが、通常の習い事にしては割高。
年中のときは集中して座っていられない。泣いて親の膝に座ってなにもしないということもあった。
それでも1時間9,500円と考えると年中の時の費用対効果は高くない。
しかし年長になり、自分で学ぶことを理解すると、集中してキチンと取り組むことができるようになった。
小受の教室の単価は割高であるが、はまキッズは小受対策ではないので、そう考えると割高ではある。
しかし、お受験に役立ったこと、マンツーマンで手厚いサポートをしてもらったこと。
小学2年生までに4年生の算数の学習範囲を終わらすことができる。そうゆう点から
「はまキッズをおすすめするか?」
と聞かれたら、おすすめであると答えるだろう。
しかし、本人のやる気と親が同室で教え方を学ぶスタイルのため、親子ともにコミットできる人ならば
という条件付きである。
一年生になり、二年生の分を終わらせるため、そろそろ学習スピードについていけなくて脱落しそうである…
小受プロジェクト進行中の次女(年中)もはまキッズに通っているが、長女よりも学びの進行が遅くいったんお休みしようかと考えている。
考査本番まで残りあと 326日