「もう勉強なんてしたくない!」
夏から子どもの勉強時間をさらに増やし、秋まで駆け抜けようとすると突如子どもが燃え尽きて、「勉強なんかしない」と爆発することがある、とお受験先輩たちから聞いたことがある。
我が家はまったく詰め込んでおらず…正確には詰め込みたいが娘がやってくれないので、燃え尽きる前どころか、こんな時期までどこかにあるであろう「やる気スイッチ」を必死になって探している。
試験はもうすぐなのに、のんびりしすぎている…今月吐いたため息を集めたら、ちょっとしたつむじ風を発生させることができるだろう。
まとまったお勉強時間を確保するのは容易ではないので、隙間時間を見つけてインプットするしかないという状況。
「椅子に座って、さあペーパーをやりましょう」
なんて子供に言ってもそんな気分じゃないとか言って拒否されたりすることがよくあります。
勉強が習慣化されていない場合、まとまった時間を確保してやろうとするのはなかなかハードルが高い。
そこで我が家はちょっとした隙間時間を見つけてペーパーをやるようにしている。
1枚でも2枚でもいい。5分でもいい。
毎日少しずつの積み重ねだ。
レストランで食事が出てくるまでの時間、子どもは空腹だと機嫌がよくなかったり、iPhoneみせろなんてことを言うことがある。
うちの子どもは10分間だまって待つことができない。
待つという機能が備わっていない。パパに似てしまったのだ。すまんよ娘たち。
我が家では子どもが騒いでもスマホを見せないようにしているので、なんとかして子どもたちの気を紛らわす、もしくはそらさなければならない。
長女は6歳になり、お姉さんになった。妹がちょっかいを出さなければなんとか親が平常心でいられる範囲のおふざけですむようになってきている。
3歳の妹はまだあばれんぼうだ。どこの将軍だろうか。
お受験まで残された日数が少なくなって来た最近では、レストランで注文したキッズプレート(だいたいうどん)が運ばれてくるまでの時間を有効活用するために、ペーパー問題の楽しそうな問題をやるようにしている。
観覧車や歯車、シーソーなどは眉間にシワをよせて嫌がるので、レストランではやらないようにしている。
模写や点描画の問題集をコピーしたものをパパのバッグに入れており5枚ほどやらせてみると、驚くほどに食いついて、あっという間に終わらせてしまった。
娘はもっとやりたいと言っていた。よしいいぞー
ほんの5分くらいの間でも暇を持て余すよりもなにかプリントに取り組むことで、帰宅してからの宿題の枚数を減らすことができるし、娘、パパともに精神的に前に進んでいる感じがしてよろしい。
この隙間時間の活用が有効だったので、さっそく家でいろんな課題をコピーしてバッグに入れている。
プリントだけだと飽きるので、小さな消しゴムをお箸でつかみ移動させるものや、サイコロを使ったゲーム的なものも追加した。次女はプリントがなくてもおりがみとクレヨンがあればなんとかだませる。
帰宅してからプリントや宿題をやろうとすると、疲れと眠さで不機嫌になり、ぐずってやらないことがあるので、まだ元気なうちにプリントをいつもと違う状況でやらせるのは楽しそうでもある。
できれば朝起きてすぐ30分を勉強の時間にしたいが、娘は寝起きがよくないためたまにしかプリントまでたどりつくことができてない。
残された日数はどんどん減少しているので焦るが、その焦りを子どもにぶつけてはいけないと自分に言い聞かせている。
時よ戻れ―
今日の学び
回転図形(積みあがったブロック)をいろんな角度からみて、見え方の違いを学ぶ。
紙コップとプリント用紙だけでどれだけ高く積み上げられるかに取り組む
(行動観察の課題に出題されている)
お話の記憶の問題は娘は得意だ。長い話でも8割くらいの正解率である。
しかし、家だとなかなか集中して話を聞かないこともあるので、その場合正解率が低くて、1問でもわからないと「ふぎゃーー」と不機嫌になる。その不機嫌の原因は自分なのでやめてもらえないだろうか。
今日の発見
娘はお受験教室の他に、ピグマリオン式の知育教室へも通っている。
ピグマリオン →
https://pygmalion-jp.org/hpgen/HPB/entries/2.html
そこでは足し算、引き算をヌマーカステンという小さなボールを使って、数えなくても目でかたまりとして認識し計算ができるような教え方をしている。
今日は55ー14=?
という引き算の計算式と答えを20問完璧に、しかも10分かからずやっていたので驚いた。
日々の積み重ねで娘の能力は確実に向上していることを確認。
計算式はお受験では出題されないが6歳でも、指で数えずに計算ができるようになるのはなかなかできないことなのでパパはとてもうれしい。
受験日まで残り 60日