【我が家のおじゅ活ストーリーをNoteで販売開始しました】
サラリーマンパパが娘と私立小学校合格を目指して取り組んだ12のこと&合格までの記録

小規模教室が開催する冬季講習に参加してみたら、1時間立ちっぱなしで集中力ゼロの男の子がいた…

娘は群を抜いてシャイ力が高い。

初めて会う人
✖️
初めて行く場所

の2つがかけ合わさると本領を発揮する。

娘の特技である「パパの裏隠れ」で存在を消す。

そんな娘も来年には年長になり、模試に参加する予定をしている。

泣かずに座って模試に参加できることを期待している。

しかし、現状では難しい。
どこに行っても恥ずかしいからと、教室になかなか入らないのである。

3回ほど行くと場慣れして、親と一緒ならしぶしぶ入室する。

そのためおじゅキッズの中ではいつも、できない子のグループにカテゴライズされてしまう。

少しづつ知らない場所に慣れてもらうために、今回は小規模教室の冬季講習に参加させてみたのである。

しかし、いつものように安定してシャイパワーを発揮してくれた。

教室に入ってからヤダヤダするならまだ親の気持ちとしてはマシなのだが、今回は教室の入り口で拒否権を発動。

先生に呼ばれても無視。

パパの足と一体化することで、私はここにいませんよ
という術を使う。

隠れてるつもりなのだろうか

見えてる

全部見えてる

結局、教室の入り口前にイスを出してもらい、パパと外から参加するという状態に。

国立競技場の4階席の入り口の外から、ぜんぜんみえないメインスタンドをみるようなものだ。

9割見えないホワイトボードをなんとか身体を伸ばして問題をみる。

お話の記憶は先生が読むからいいが、それ以外はホワイトボードが見えないため問題がよくわからないよ。娘さん。

あと数メートルで中なのだから、入りませんかね?

ダメだそうです。

教室の中を見渡すと、しっかり座って問題に取り組んでいる子たちがいる。

羨ましい。

なぜこんなにも違うのか。

娘よ。

春からいろんなところでおじゅ活してるのに、そろそろあちら側に行ってもいいんじゃないか?

ダメだそうです。

パパの想いは伝わらない。

しかし、教室の中に1人椅子に座らず、ブツブツ独り言の男子がいた。

隙あらば外に歩いて行こうとする。

集中することができないのか、座っていることができないなにかあるのか、とにかく身体がゆらゆらしている。

「うちの娘とは別の課題があるのかもしれない」

と思っていたが、先生が出す問題には全て正解することができている。

スーパーキッズなのかもしれない。

しかし、回答を大声で言うから、その度に先生に注意される。

「答えは声に出さないでね」

そしてもうひとり、サイレントボイコットボーイがいた。

その男の子は座って静かに前を向いてはいるが、ものすごい目つきで周囲ににらみをきかせていた。

「ぜったいに授業になんか参加してやるものか!」

という気合いを顔の筋肉の硬直と眼光で発している。

新年長のクラスだからなのか、いろいろな属性の子がいるものである。

ってそんなことを考えている場合ではなかった。

うちの娘のいちばんの課題は恥ずかしくて参加しないである。

前半はペーパーで、後半は制作だった。
何か作る課題になると、娘はようやく笑顔をみせた。

そのタイミングでジワジワとパパの膝で椅子を教室の中に移動させて、最後はなんとか教室内で参加することができた。

保育園の学芸会で、ネズミの格好で最初から最後まで立ちつくしていたパパよりもマシである。

今年の4月に教室に通い出した時、1時間のクラスの間、50分はパパから離れなかった。

それを考えるといつもと違う教室で20分くらいで自分から取り組むようになったのは大きな進歩である。

こうして見方を変えることでメンタルを維持することにしている。

娘は気持ちを切り替えて、「ひとりでいける」と思うまでの時間が長いのだろう。

念入りにウォーミングアップするのはイチローと同じかもしれない。

しかし、ウォーミングアップの時間が長すぎて、気がつくと試合終了している。

頼むよ娘さん

パパはコスパを考えてしまう。

冬季講習がこんな状態でも90分15,000円。

ちゃんとやってくれないと、親のメンタルにくる。

参加したからにはひとつでもいいので、何かを学んでほしい。

シーソーの問題は全滅だった。

しかし、紐通しはバッチリできていたので良しとしておこう

考査本番まで残りあと308日

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