年長5月だというのに、娘はいまだに教室で泣いてクラスに参加しない日がある。
3月の模試は泣いて入り口から先に入れず終了した。
行きたくないと言っていては、模試を体験せずに考査本番を迎えてしまうので、今回は統一模試に参加することにした。
参加したのはこちら
みつめる21 小学受験統一模試
https://mitsumeru21.com/moshi/
なにかを見つめていると思われる会社が運営している大規模な模試である。
個人塾の先生に「トラウマにならない程度に試験に慣らしていきたい」とアドバイスを受けて、模試当日は朝から娘の気持ちを盛り上げていった。
前回の娘の強い拒否が記憶に新しく、50パーの確率で参加しないだろうなと想定していた。
駅から会場まで歩いて向かう。
校門までは普通にクリア。いいぞ、よしスムーズだ。
しかし、期待値が低すぎる。本来は試験に参加できるのは当たり前になっていなければならない。
むしろ試験結果を気にするフェーズに入っている。
当たり前のようにスタスタと歩いていく子どもたちをみて、いいなと思ってしまう。
「我が家は参加できるか?」とドキドキしている。
娘の顔を見ると

「さては!
なにか楽しくないところに連れてきたな!」
校舎の下駄箱に到着する頃に気づいてしまったようだ。
そして、下駄箱では身体を後ろ倒しして、前進することを拒否していた。
マトリックスのキアヌリーブスくらい身体を後ろに倒している。

しかし、模試は親子分離のため、入り口で泣いているの娘にお構いなく、会場のスタッフさんに強制連行されていった。
遠ざかる鳴き声
パパは諦めの境地でいた。
いってらっしゃい娘よ👋
そして用意されている親の待機室で先生の講演をきく。
今回の試験と解答の内容についてYouTube動画が用意してあるので、それを見る。
そして、モヤモヤした気持ちのまま2時間経過。
戻ってきた娘はなんとニコニコしていたのである。
「どうした?
楽しかったのかい?」
と聞くと
「たくさんお話ししたよー♪」
と言う娘。
試験でお話たくさんしていいのか?それは正解なのか?
問題はできたのか?
取り組んだのか?
「私マシュマロ食べたいなー」
娘に質問しても、まったくわからない。
この模試は参加者数が多いので、運営にどんな様子か聞くこともできなかった。
前回のようにペーパー真っ白で採点不可でないとよいのだが。
いずれにしても参加できたという大きな一歩である。
「5月にそんな状態で大丈夫か?」
という不安が大きいが、今回はお受験2週目。
子どもの能力はギリギリまで伸び続けることを経験している。大丈夫だ。まだ時間はある。と自分に唱える。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり
といううろ覚えの一説が頭に浮かぶ。
世の中は常に変化するもの、娘の知識レベルも第二形態へ進化してくれないだろうか。
親のメンタルが不安定になるフェーズに突入
お受験活動も後半になると、神頼みしたり、我が子以外の受験するすべての子が風邪を引いてくれないだろかと想像したりしてメンタルがおかしくなってくる。
現実逃避しすぎて、来世が見えそうだ。あぶない。
今回の模試のように強引にでも親子分離のほうが次女には良いのかもしれない。
模試の結果はわからないが、
「楽しかったよ」
とニコニコで教室からでてきたのをみて、それだけでよしという気持ちになった。
甘やかせすぎている
「もう好きなもの買っちゃうよーパパ」
基準値が低すぎである。
これでもまだスタートラインに立っただけである。
位置について
よーい
どん
で立ち尽くしていた子がようやく、走り出せた程度である。半年くらい遅れている。
先頭集団はゴール付近だ。
圧倒的な差がある。
髪のツヤツヤさは合否のポイントにならないだろうか?
と寝る前に、非現実的な想像をして眠りについた。
また明日から頑張ろう
考査まで残り 156日
今週の課題
物の置き換え問題が壊滅的である。
「リンゴ1個は、みかん2個と同じ重さです」
「リンゴが2個だとみかんは何個になりますか?」(正解は4個)
娘
「2こ!」

こりゃだめだ。
困ったときはTsubasaの先生の動画を参考にする。
追記
今日、模試の結果が届いた。
前回は泣いていたので採点不可だったのが、今回はなんとペーパー40点!
参加してくれたのはうれしいが、40点・・・
参加した1028人中、下位20%の判定。
順位は気にしないが、難易度がそんなに高く設定されていない模試でこれか。
正解できているところはどれかな?を確認するよりも、ほぼ全部できていない。
参加することに意義はあるが、ここから平均点まで持っていくために、やることが山積みである。
ため息が出すぎて地球温暖化の一因になりそうだ。
考えたくないので、いったん寝ることにしよう。