我が家が3校から合格をいただいた結果から、合格には縁故は不要であるということが分かった。合格にコネは必要ない。
たまたま、その3校がそうだったかもしれないが、御三家と言われる私立小学校に縁故なしで合格をいただいたのがそう思わせる理由です。
雙葉小学校、白百合学園とはあえて名言しませんが、想像してください。
誰か親戚が通っていたか? いません
内部に知り合いがいるか? いません
通っている生徒もひとりも知らず関係性はゼロ。
完全にフリーで参戦しました。
新郎以外だれも知らない結婚式にひとりで参加するようなものです。自分の名前が書いてあるテーブルに着席しても誰も知り合いがいないのでアウェイ感がすごい。そんな状況です。
披露宴開始5分で「誰か助けて!」「早く帰りたい」と思った苦い記憶がある。
ネットで検索すると、コネが重要な学校もあるようだが、我が家が志望した学校では関係なかった。
昔は家柄や知り合いからの紹介、身元がしっかりしているか?
ということもチェックされていたのかもしれませんね。
一般的なイメージでお嬢様学校と呼ばれる学校に合格をいただいたが、娘はお嬢様ではない。
お嬢様の定義にもよるが、共働きの家庭に暮らしている。
むしろお嬢様の要素はない。
パパも王子様でも貴族でもないです。
家の中はモノで溢れているし、娘は自分のこともあんまりできない。むしろだらしないところも多い。
ごく普通のプリキュア好きの6歳女子である。
それが2年間のお受験勉強でお受験の作法を身に着け、お受験モードのときに力を発揮するようになったのだろう。
我が家では子どもたちの習い事への出費が支出の割合で一番大きいが、教育は一番費用対効果が高い投資なので、子供にはできるだけさまざまな体験をさせて、自分が輝きたいと感じることを見つけて欲しい。
お受験にかかった金額はこちらでまとめているが、お受験界隈では妥当な金額。しかし、平均年収世帯からみると安くはない。
お受験教室へ通うご家庭はレベルが違うなとあらためてリアルを目撃した。
自分が遭遇した範囲では6割ほどのご家庭が高級車でお迎えに来ていた。
我が家は国産の低級車である。
「それはセカンドカーですよね。」
「メインカーはメルセデスEクラスあたりですかね?」
と想像されているかもしれない。
いえ、違います。この、6年落ちであまり洗車がされていないのが我が家のメインカーです。
幸いパパもママもブランド品に興味がなく、他人からの評価も求めていないので、お金はコスパを優先している。
車は移動手段であり、所有する喜びを求めていない。
快適に動けばそれでよい。
我が家は無印のカタログのような暮らしと例えられたことがある。
実際には家の中はドン・キホーテくらいごちゃごちゃしている。それでも良しとしている。散らかしざかりの娘二人がいる空間でミニマリストのように暮らすのは不可能である。今はこれでいいのだと自分に言い聞かせている。
教育には最大の投資をしている。去年はパパは仕事よりもお受験に費やした1年間だった。
次女のために、長女がなぜ合格したのかを振り返っている。もしかしたら縁故ポイントというものが内部評価ではあったのかもしれない。
しかし、それを上回る高評価を娘はいただいたのかもしれない。
評点のポイントは分からないので、そこにこだわらず、私立小学校受験を攻略するには減点ポイントをなくすことも大切です。
加点が難しいなら減点されないことを目指しました。
白百合や雙葉が求める子どもはペーパーで高得点が取れるよりも、学校が求める振る舞い、集団行動での様子のほうがウェイトが大きいように感じます。
これはパパが合格した同じ教室の子どもたちをみてそう感じているので必ずしも正解ではないかもしれません。
しかし、合格をいただいた子の中には運動はあんまりできないが、指示行動は普段からキチンとできていた。
制作の仕上がりがあまり上手ではなくても、所作が丁寧でどことなく品を感じる。そんな子たちでした。
大きく減点されなければ、ペーパーや制作が上位でなくても合格圏内にすべりこめるのではないかと思います。
・キョロキョロ周りをみない
・ピシっと座る
・爪や髪をいじらない
・なにかを渡されたときにはお礼を言う
こうゆうところでも減点ポイントが発生するので、我が家は気を付けました。
特に、先生の話を1回でしっかりと聞き理解する
他の子に話しかけられても、答えない。
不要な私語はしない
模試の点数だけをみると毎回、安定して平均点よりも下だった娘が、合格をいただいたのは上記のような点に気を付け、目立った減点がなかったのも大きな理由だと考えている。
ご参考になれば。