娘は年少から英語保育園に通っている。英語保育園ではすべての会話は英語である。
保育士さんは全員日本人だが、保育士さんも日常会話レベルの英語で子どもに接している。緊急事態や子どもが先生に言いたいことを伝えられない場合は、日本語でコミュニケーションをとることもある。
授業をするのは英語ネイティブの講師である。
講師はアメリカ人、フィリピン人、スイス人など多様性もある。
年少から通い2年経過して娘は日常会話レベルの英語が話せるようになっている。自宅でも3歳の妹と英語で会話していることもある。とはいえ家では9割が日本語になってしまっているが。
子どもが意識せずに英語が話せるようになってきているのは親としてはうれしい。
しかし、お受験に関してマイナスな面があった。
娘には日本語のテレビ番組はみせておらず(EテレだけはOKとしている)例えば「アナと雪の女王」は英語版だけを見せている。
基本テレビ番組はできるだけみせないようにしているが、最近はプリキュアが好きになって、みせろみせろというのでしかたなしに見せている。
それ以外の番組はみせたとしてネットフリックスで英語の番組だけである。
家と保育園の日々の英語インプットの結果、英語でディズニー映画、ラプンツェルなどをみても娘は違和感がないようだ。
ここに問題があった。
受験塾に通い始めるまで娘はたくさんの名詞を英語で表現していた。
例えば、カメのイラストをみて「Turtle」が先に出てくる。
かなづちは「Hammer」
クレヨンの色なども、「青」よりも「Blue」、卵は「Egg」といった状態だ。
受験塾で先生が問題を出すと答えを英語で言ってしまうことがあった。
これでは受験にはよろしくないということを知り、家では「正しい日本語」
を親が意識して日常会話でインプットすることを開始した。
昔タモリのゴルフ番組でプレー中は英語禁止で、アイアンやパー、などと発言すると罰金というものがあった。それと似たように英語ファーストだった家庭環境を日本語ファーストに切り替えた。
すると徐々に塾では英語が登場する回数が減っていった。
子どもの学ぶ速度や吸収力は実にすごいなと感心してしまった。
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ゼロスタートの場合は1つづつ情報を自分で調べていくためにはどこから手をつけてよいの?自分がなにを知らないのか?ということが分からないのでお受験業界の勢力図を眺めて一番大手にするという作戦でスタートしました。
学校の方針が娘と我が家に合わなければ、別の学校に変えることも前提にまずお受験対策を早くスタートすることを優先した結果です。
この選択が合っていたのかの答え合わせはもう少し先になるでしょう。
受験日まで残り 307日