娘が通っている保育園では毎日英語リーディングの宿題がある。
6ページほどの小冊子でイラストの下に英文が数行あるものだ。
親が本気で読んだら1分くらいの量。娘も集中すれば5分もかからないだろう。
しかし、このリーディングの宿題をするのに毎回長い時間がかかる。
そして読めない単語があるとイヤイヤを発動する。
本当は読めるときも、やりたくないから読めないとグズり、時には泣きそうな感じなる。
イヤイヤを発動すれば、リーディングを回避できると思っているのか、3回に1回はグズグズする。
これは娘の戦略だと知っているのでパパは寛容な心で受け止め、時にはスルーをしているが、
「読めない」
「わからない」
「ヤダヤダ」
を20分くらいされるとパパの忍耐メーターが上限に達し
「それならもうやらなくていい!」
と強めに怒ってしまう。
できれば我慢の限界に達する前に、ママと交代するのがよい。しかし、ママが次女の相手をしているときもあるので、パパの我慢が臨界点に達すると
「これ以上は無理」とその場を離れしまう。
するとパパに嫌われたと娘は泣く。
泣くなら最初からイヤイヤせずにやったらいいのにと、パパのイライラは二乗で増加する。
パパが怒れば泣きながらママの方へいくが、しばらくすると今回はママもキレるという緊急事態。
さっきガッツリと怒ったパパのところに娘が戻ってきてひたすら号泣するということに・・・
地獄ですかここは。
親のどちらかが怒ってしまった場合は、一方は諭すという役割であるが、今回はそううまくいかず。親のメンタルにも悪影響。
後になって
「なんでそんなに怒ってしまったのか・・・」
と自省する。
わかっている。娘の感情に真っ向から負の感情をぶつけてはいけないってことを。
しかし、時に感情のコントロールは難しく、自分の許容タンクが急速に満タンになってしまう。
宿題をやらないで困るのは娘である。先生から怒られるのは娘であってパパではない。
そしてよく考えると学校の宿題は受験にあまり直結しない内容なので、お互いが疲弊するのは費用対効果が低い。
そう考えて、その日からはパパから娘に
「宿題やった?」
とか
「保育園の宿題を早くやりなさい」
と言わずに自主性に任せてみることにした。
宿題をやらずに先生に怒られるのは本人である。そこから本人が学んでくれるといいのだが。
しかし、受験の勉強は別である。自主性に任せることはできない。
ルーティーンを決め、気持ちを盛り上げ、達成感を感じさせ、褒め、時には厳しめに伝えて
でもキレることはしてはいけない。娘に受験し欲しいのは親の願望である。「子どものために」という聞こえのいい押し付けだ。
「親が怖いからお受験勉強のプリントをしたくない子がいる」
ということを知ってから、できるだけ大きな心でニコニコし、言葉遣いには気を付けるようにしている。
お受験を通して親も成長する
今日の課題
娘が苦手なのは回転図形と位置の認識
右から3番目、上から4番目
というような位置関係もよく間違える。右と左もまだまだ曖昧。
オセロのボードや、すごろく、積み木、キャラクターの消しゴムなどを使いあの手この手でインプットしている・・・
ああ今日は疲れた。
雙葉小学校受験日まで残り 161日