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サラリーマンパパが娘と私立小学校合格を目指して取り組んだ12のこと&合格までの記録

模擬テストに参加。親子模擬面接で課題を指摘された

先日、通っている教室主催の模擬テスト&親の模擬面接があった。今回も教室が昭和女子大学の教室を借りての実施だった。娘はこちらで模試を受けるのは3回目のため、緊張しなかったそう。

いつもの教室とは違う環境で模試を受けられるのは貴重である。いつもと違う風景、人、場所でも臆せず冷静にいられるか?実力を発揮できるか?(そもそも実力はそんなにないのだが・・・)できるだけ非日常を体験する良い練習となっているだろう。

今回は模擬面接ではあったが、自分は本番の気持ちで臨んだ。

本番の気持ちではなくても意外と緊張するものである。

面接室に入室して挨拶→着席すると面接官から娘に対して2分間(タイマーで時間を計測していた)ひたすら質問が続きました。

「お名前を教えてください」
「何歳ですか」
「好きな動物はなんですか?」
「どんなところが好きですか?」
「どんな歌が好きですか?」
「誰から教えてもらいましたか?」
「大きくなったら何をしたいですか?」
「おうちのお手伝いはしますか?」
「どんな遊びが好きですか」

一問一答がポンポンと続いた。

矢継ぎ早に質問をすることで、娘の瞬発力、頭の回転力や覚えてきたことを言うのではなく、本心を聞き出そうとしているのかもしれない。

意外と娘は順調に回答することができたのでひと安心していると

「ではお父様かお母さま、お子様のお名前の由来を教えてください」

という質問が。
これは事前に想定していた質問だったので回答には困らないが、パパとママどっちが答えるかは決めてなかった・・・

ママにアイコンタクトで回答するように促した。幸いママはそのメッセージを受け取ってくれて、回答していた。名づけはママがしたのでママが答えたほうがより強い思いが伝わると思ったからである。

「ではお父様、いろんな経験をされてきたと思いますが、お父様の経験からお嬢様に伝えてたいことはありますか?」

という質問が。

これと同じ質問は、過去問400個にはなかったので一瞬戸惑ったが、

よく考えると

「自己紹介をしてください」と「お子様はどのような大人になって欲しいですか?」

という質問の組み合わせだなと判断し

  • 自分が仕事を通じて大切にしていること(社会の役に立つ)
  • 問題に直面したときの取り組んだエピソード(チームワークで解決した)
  • 我が家の教育方針(自己決定、メタ認知、他愛の気持ちなど)
  • 日々、大切にしていること(自己決定、親子のコミュニケーション、傾聴、言葉づかい)

という構成で答えるとそれなりの回答をすることができた。(と思いたい)

意外と冷静に回答できたが、まだ軸が定まっていないなと話ながら自分で思っていた。

次の質問

「お父様はどんなときにお子様を叱りますか?」

だった。これもよくある質問集にあったので、我が家の家庭の方針をまず述べてから「叱る」と「怒る」の違いを説明し、物を大切にしないとき、例えば床に置いてある本を踏んだり、食べ物で遊んだりするときは「叱る」ことにしている。また、人に物を投げたりするのも良くないと教育している。

今回学んだことは1分はあっという間で、言いたいことすべてを詰め込むと1分では収まらないということ。ちょっと話足りないくらいがちょうどいいということである。

そして多くの質問には家庭の教育理念を軸に回答すれば、それなりの結論にたどりつき説得力のある着地ができるということだ。

例えば質問が
「私立を選ばれた理由をおしえてください」
だった場合

「我が家が大切にしていることは○○で、娘に身に着けてほしい能力の基礎となる○○が御校の教育とマッチしていると考えたからです。公立、私立は関係なく御校の建学の精神が最善と考え、たまたま御校が私立だったからです・・・」(このくらい思い切って言うこともできそうだが、言わないほうがいい気もしている)

と答えるとする。

そして他の質問が
「お父様の経験からお子様に伝えたいことはありますか?」
だった場合でも

「我が家が大切にしていることは○○で・・・」

と1つめの回答とほぼ同じような流れで、構成を組み立てることができる。

結果、
「なぜわが校を志望したのかお聞かせください」
に対する回答を用意しておけば、他のたくさんの質問にも応用できるということである。

また、質問されたときに、質問の意図をくみ取り相手が求めている回答をする必要がある。

例えば
「娘さんの長所を教えてください」
と聞かれた場合、

「優しいところです」だけでは不十分である。

「優しいところです。以前公園で転んでいる小さな子を見かけたときに、すぐに走っていって大丈夫?と声をかけていました」これもまだ足りません。

質問の回答にエピソードは必須ですが面接官に響かせるためには、親が教育にどのように取り組んでいるかです。学校が知りたいのは親の教育に対する取り組みです。

「優しいところです。以前公園で転んでいる小さな子を見かけたときに、すぐに走っていって大丈夫?と声をかけていました。我が家では娘に自立と他愛の心を育むようにしています。親が子どものすることを決めるのではなく、本人がどうしたいのか?どう思うのか?を考えさせるようにしています。今回の公園での娘の行動は我が家が大切にしていることを、娘なりに解釈し行動につながったのだと嬉しく思いました。」

このくらいに膨らませて答えると、質問に対する回答をしつつ、家庭の教育方針と長所、短所、改善するためにどんなことをしているのか、強みを伸ばすために親はどんなことをしているのかというところまで掘り下げて伝えることができます。

このフォーマットで回答すると面接者からの評価が高くなることが分かりました。

  • ①質問に回答しつつ
  • ②エピソードを含め
  • ③家庭の教育理念を伝え
  • ④日々どんなことに取り組んでいるか

まで回答するのがよさそう。

と言いながら、パパの回答は声が小さくて聞き取れないところがあったとフィードバックされました。

どや顔で回答していたのが恥ずかしい。

模擬面接は学びが多いので、本番までにあと3回くらいはやろうと思う。

課題

まだ質問に対する自分の回答が固まっていない。言いたいことがたくさんありすぎてポイントが曖昧になってしまう。回答するときは1つに論点を絞ってどんな質問でも1分くらいのボリュームで回答できるように練習が必要だ。

受験日まで残り 101日

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